文部科学省補助金事業 東北広域次世代がんプロ養成プラン

プランについて

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東北広域次世代がんプロ養成プランは、2023年7月19日に令和5年度~令和10年度までの6年間実施する、文部科学省【多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プラン】補助事業に採択され、開始されました。このプランは、第3期がんプロ(正式名:多様な新ニーズに対応する「がん専門医療人材(がんプロフェッショナル)」養成プラン)からの得られた成果からがん医療における新たな課題・ニーズに生まれ、この問題に対応すべく、以下の3つのテーマを柱として人材の養成を行うものです。

  1. がん医療の現場で顕在化している課題に対する人材養成
    大学院正規課程コース15コース、インテンシブコース10コース設置
  2. がん予防の推進を行う人材養成
    大学院正規課程コース8コース、インテンシブコース8コース設置
  3. 新たな治療法を開発できる人材養成
    大学院正規課程コース10コース、インテンシブコース5コース設置

プランの概要

本プランでは、東北6県及び新潟県のがん医療の課題解決のため、東北大学・弘前大学・秋田大学・山形大学・福島県立医科大学・新潟大学及び協力大学として岩手医科大学の7大学が協働し、顕在化するがん医療の課題や最新のがん医療に必要な学識・技能・研究推進能力を育み大学、行政、職能団体、がん診療連携拠点病院、患者会や学会が連携して個別化がん医療、希少がん・難治がん、がん関連学際領域など多様な医療ニーズに応えるがん専門医療人を養成することを目的としています。その実現のため、6大学院に新たに56教育コースを設置し、東北メディカルメガバンク、個別化医療センター、臨床研究推進センター、重粒子線がん治療センター、がん診療連携拠点病院、がんゲノム医療中核拠点病院、小児がん診療連携拠点病院等の大学インフラや、東北家族性腫瘍研究会、東北臨床腫瘍研究会、東北がんネットワーク、北東北がん医療コンソーシアム等、この地域の国内有数の関連組織インフラを活用した広域・先進的教育プログラムを実施し、がん医療提供体制を支える基盤として東北各県のがん対策に寄与してまいります。

事業の運営体制

東北がん評議会

主幹校の東北大学大学院医学系研究科長が代表となる東北がん評議会(各連携大学の医学系研究科長・大学病院長、6大学・7県のがん拠点病院、職能団体、行政、患者会が委員として参加)が本プランのステアリングコミティとなり、隔年開催の東北がん評議会にて各地域の大学、病院、関連職域、行政機関等に本プランの取り組みについて運営委員会に対して地域のがん医療提供体制の視点から総合的な助言を行います。

外部評価委員会

各県の職能団体、学識経験者、患者団体代表者等からなる外部評価委員会で、年1回進捗や効果の評価を行い、運営委員会へ提言をします。

運営委員会

本プランの意思決定および事業運営は6大学合同の運営委員会(統括コーディネーター、分担コーディネータ、コース責任者が委員として参加)が行い、地域一体となってがん患者やがん医療の多様な新ニーズに対応し、本プログラムの目的であるがん専門医療人の養成を行います。また、外部評価委員会からの提言およびがん評議会からの助言に基づき、事業の改善を行います。

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